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マンションの大規模修繕工事やバリューアップ工事に携わっている小柳。新卒で大手ハウスメーカーに入社して注文住宅の設計を5年間担当。内装施工会社を経て、2021年1月に大和ライフネクストに入社しました。仕事内容ややりがい、ハウスメーカーとの違いなどを詳しく聞きました。

小柳 亮

技術サービス本部 マンション東日本技術サービス工事部  横浜工事企画課

■これまでのキャリアと入社理由

ハウスメーカーで注文住宅を設計し、内装施工会社を経て、大和ライフネクストへ

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大学を卒業後、大手ハウスメーカーの設計職として入社しました。ハウスメーカーに新卒で入社したのは、お客様と直接コミュニケーションをとり、その夢や思いをカタチにできることに魅力を感じたからです。注文住宅の設計を進める中では、施主とは5〜6回程度の打ち合わせを重ねていきます。中には、15回もの打ち合わせを行ったケースもあります。このようなプロセスは非常にやりがいを感じられるものでした。アウトドア好きなお客様との仕事で、テントが張れるくらい庭の面積を大きく取って、家の中でもアクティビティができるような設計をしました。引き渡しの際にはお客様にとても喜んでいただいことが印象に残っています。先日、偶然にも付近を通りかかった際、遠くからその家を見てみたのですが、打合せの中で膨らませていたイメージ通りに暮らしている様子があり、感慨深いものがありました。

2社目は大手の内装施工会社に移りました。ハウスメーカーで業務を一通り学べたので、スキルの幅を拡げようと考えたからです。主にカフェや店舗の内装の設計を担当し、内装関連の知識や経験を学ぶことができ、室内の細かい部分まで目を配れるようにもなりました。

その後、2021年1月に大和ライフネクストに転職しました。担当している部署は「マンション」の改修工事を専門としているため、これまでの戸建住宅や新築の経験とは異なる領域に挑戦できることに気持ちが高ぶっていました。また、お客様とのコミュニケーションを密にとりながら推進していくことは前職と共通しているので、その経験は活かしていけるのではないかと感じていました。

加えて社内の雰囲気が良かったことも、入社の決め手になりました。入社前に社内見学をさせていただく機会があったのですが、社員同士が気さくにやり取りをしており、明るく和やかな雰囲気を感じました。このような環境であれば、互いに切磋琢磨し、支え合いながら、仕事ができる。そのように感じて、入社を決断しました。また、面接を担当いただいた人事が温かい方で、私のこれまでのキャリアや、仕事へのこだわりだけでなく、私自身の性格やプライベートなど深いところまで目を向けていただき、真摯に向き合ってくれたことも印象的でした。

■現在の仕事内容

4〜5件の大規模修繕工事を同時並行で担当。工事計画から施工会社の選定まで

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入社後1年間は、工事現場の監理を務めました。一通りの業務を経験した後、工事の計画担当に。12〜15年に一度行う大規模修繕工事の詳細を詰めていく中で、管理組合さまのコンサルタントとしての支援業務や、給排水設備、建具の改修などマンション共用部のバリューアップ工事提案を担当しています。

大規模修繕工事では概ね半年の時間を掛けて理事会様との打ち合わせを通し、工事の計画を詰めて施工会社選定をサポート。件数として4〜5件を同時並行で進めています。また、バリューアップ工事の提案については、協力会社との事前調査を経て、マンションの管理組合の皆様に、自ら立案した工事の計画を提案しています。これらが主な業務内容です。私が所属する横浜工事企画課は神奈川エリアをカバーしていて、5~6名の計画スタッフ、約10名の現場管理スタッフで担当しています。

■仕事のやりがい