大学で建築を専攻。技術者としてキャリアを積み、リノベチームのマネージャーに。建物の資産価値向上を担う。

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伊東 俊亮

<aside> <img src="/icons/user_gray.svg" alt="/icons/user_gray.svg" width="40px" /> 京都大学大学院 都市環境工学専攻 修了 2011年入社 技術サービス本部 リノベーション企画課 課長 兼 西日本リノベーション課 課長

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キャリアパス

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<aside> <img src="/icons/arrow-right_gray.svg" alt="/icons/arrow-right_gray.svg" width="40px" /> より詳しいインタビューはこちら

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キャリアサマリー

京都大学大学院 都市環境工学専攻 修了。古い建物の保存に興味を持ち、京都の街づくりについて研究していた。建物のリノベーションや修繕、管理を幅広く手掛けられる強みに惹かれて、大和ライフネクストに入社。マンションの修繕前の診断業務、管理組合に対する修繕のコンサルンティング業務を経て、社員寮やホテルなどのリノベーションに携わっている。入社9年目よりマネージャーとして、メンバーのマネジメントも担当。

ターニングポイント1

1年目 マンション修繕の技術者に

入社後は7年にわたって、技術者としてマンションの維持・修繕に関わりました。最初の配属は「建物診断課」。当社が管理するマンションの現場を訪れて、補修が必要な箇所を診断し、適切な修繕内容を立案することが主な仕事です。建物に関する基礎知識をここで学べました。入社4年目に後輩の教育担当を任されたことも、良い経験になりました。その後は、「工事企画推進課」に異動。お客様のご要望をくみ取りながら、マンションの機能・美観維持のための計画修繕工事、資産価値向上のためのバリューアップ工事などの工事提案・工程管理、そして大規模修繕工事におけるコンサルティング業務を行う部署です。大学時代の街づくりの研究で、多くの人たちの意見をヒアリングしていた経験が、管理組合という様々な意見を持つ方が集まる場での合意形成を行う上で活きました。7年間のマンション事業本部での勤務で、建物管理の全体像を学べたことは、その後のキャリアのベースになっています。

ターニングポイント2

8年目 北海道で大規模リノベーションを担当

8年目にはホテルや寮、商業施設など、マンション以外の建物に関わる事業を行うファシリティコンサルティング事業本部に異動となり、その中でもリノベーションを担当する部署に移りました。異動してすぐに、北海道の現場に半年間飛び込みました。著名な温泉ホテルに付設された、従業員寮のリノベーションを現地で担当することになったのです。建物内のレイアウトを設計したり、施工図を書いたりと、ゼロから大規模なリノベーションに関わりました。毎日、現地の職人さんたちと顔を突き合わせて、建物を作り上げるのは大きな充実感につながりました。仕事が終わった後で、現場チームのみんなで温泉に入ったことは良い思い出です。様々な条件がある中で既存の建物を良いところを活かしながら、新しく生まれ変わらせる。リノベーションの醍醐味を思う存分、味わうことができました。

ターニングポイント3

11年目 グループ会社でリノベーションを学ぶ

9年目に、リノベーション部の課長に就任しました。その2年後には、グループ会社のコスモスイニシアに1年間出向しました。マンションの開発や中古建物の買取再販に力を入れている会社で、そこで学びを深め、当社の事業に活かすためのノウハウを身に着けるというミッションが与えられていました。建物を1棟丸ごと購入し、リノベーションによって付加価値を生み出す。その一連の流れを様々な事例から学ぶことで、自分が手掛けられるリノベーションの幅が大きく広がりました。その後、自社のリノベーションチームに戻ってきました。出向時に学んだノウハウを活かしながら、宿泊施設を丸ごと購入して改築したり、フィットネスジムをホステルにリノベーションする案件などを進めています。修繕、工事、点検など、リノベーションの後の管理も一貫して担えるのが、私たちの強みです。社内のあらゆる部署と連携しながら、管理・運営も含めた長い時間軸での付加価値を生み出す。そのためにチームのメンバーと一丸となって取り組んでいます。

今後のキャリアの展望

チームメンバーの成長を見るのが何よりも楽しいので、これからもそのキッカケを作っていきたいです。リノベーションは自由度が高いので、「自分発」の仕事を生み出せるように、メンバーを支援していきます。